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風量って結局どういうこと? その1

いままでの記事の中でも「風量」という言葉を何度かつかったことがあります。

例えば、取付け方の記事

[link_preview]http://www.ceilingfan.jp/tech/30/[/link_preview]

 

風量という言葉、なんとなく大きい方が風が強いのかな。。。と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

今回はこの「風量」イメージを交えて説明したいと思います。

まず風量で表示される数字の単位は

m3/s, m3/min , m3/h , cm3/min , etc…

等とあらわされます。意味するところはどれも

「単位時間当たりに通過(移動)する空気の量(体積)」

です。

 

単位時間という言葉も聞きなれないと思います。

分かりやすい例として「時速60km」で説明しますと、この表記を言い換えれば

時速60km⇒60km/h

このように表すこともありますね?

単位時間というのはここでいう「時速」や「/h」といった部分のことで、どちらも「1時間当たり」という「単位時間」を表しています。

 

なので、風量の単位にある”/s”や”/h”の部分も同様で、それぞれ「1分当たり」、「1時間当たり」といった「単位時間」を表しています。

そのサイトや説明書に書かれている風量の単位が”m3/min“であれば、「1分間当たりの移動した空気の量」となります。

 

 

話を戻しまして、「風量」ですが、まずどうやって出しているのか?

式があります。

 

1508式

 

 

何のことかよくわからないです。

分かりやすいようにイメージ用意しました。

 

1508風量説明

 

少しわかりやすくなったのではないでしょうか。円柱の体積を求めるイメージで考えてください。

風量というのは、グリーンの部分の「通過する面積」(ファンの大きさ)×オレンジの部分の「風速」

です。

 

なんとなく風量のイメージつかめてきたでしょうか?

今回はここまでで、次回と分けて書きます!!