レポート

色々なファンの歴史 その①~扇風機 前編~

さて、今までたくさんのシーリングファン情報をお届けしてきましたが、今日はちょっと気分転換ということで、シーリングファンの仲間(?)を紹介します。

シーリングファンは、天井につけられた羽がくるくると回ることでお部屋の空気を循環させ、快適な空間を作ることができるものでしたね。

シーリングファンの仲間というのは”お部屋の空気を循環させ、快適な空間を作ることができるもの”という点で共通しているもので、今回紹介するのは扇風機です!

ではさっそく、

 

扇風機

扇風機と言えばだれもがパッと思い浮かぶあの家電です。

何をいまさら扇風機を紹介することがあるのかと思うかもしれませんが、意外と知らない扇風機の歴史、ご存知でしたか?

そう、昔から人々に愛されてきた家電ですが、いつごろから日本で使われるようになったのでしょうか?

実は1893年、なんと明治時代に初めてアメリカから入ってきたのが初めだそうで、その翌年に初めての国産扇風機が登場しました。

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出展:滝川市HP

 

さすが勤勉な日本人、初上陸の翌年にもう国産品を作ってしまうなんてすばらしい技術です。

大正時代になると国産品が量産化されるようになりました。

写真のように、羽根は金属製4枚の卓上用でした。
すべて鋳鉄で作られたため非常に重かったそうです。

 

それから昭和になると重さやモーター音など様々な改良が施され、広く家庭でも愛されるようになりました。

色は黒一色から若葉色等を採用し、カラー化が始まって、感覚的にも涼しげになりました。

ただ、戦時中には一般人の使用は認められず、軍のみの使用となりました。

 

 

 

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出展:金沢暮らしの博物館

 

 

と今日はここまでです。

続きは後編で~

 

参考サイト:快転せんぷうき